よくある質問

赤ちゃんの便の色は何色ですか?

赤ちゃんの便の色は黄色や黄土色が多いです。白っぽい便や血が混じっている便であれば、受診して下さい。母子手帳の便色カードを参考にして下さい。
便の性状は、大人に比べると水っぽい状態です。便の中にネバネバしたものやつぶづぶが混ざることがありますが、概ね問題ありません。

生まれたばかりの赤ちゃん、皮膚や目が黄色いのが心配です

新生児黄疸です。黄疸は、ビリルビンという物質が体にたまって皮膚や眼球結膜が黄色く見える現象です。ほとんどの場合は生理的なものなので心配いりません。当院では経皮的にビリルビン値を計測できますので、ご心配な方はいらして下さい。なお、経皮的ビリルビン検査は自費診療(1080円)となります。

予防接種は同時にいくつまで受けられますか?

当院では4種類まで一度に接種することができます。
またロタウィルスワクチン(経口)はこれにさらに追加できます。

生まれたばかりの赤ちゃん、熱などはないのですが、鼻がつまって苦しそうです。受診した方が良いですか?

出生後早期に風邪にかかることはあまりありません。熱や咳などがなく、母乳やミルクがしっかり飲めていて、顔色が悪くならなければ、異常がないことが多いです。鼻汁(鼻クソ)が見える範囲であれば、綿棒などで取ってあげて下さい。奥の方まで綿棒を入れて取り除く必要はありません。自然に吸収されるはずなので、そのまま様子をみて下さい。更に心配であれば、受診していただき、鼻汁が多い場合には吸引器で取り除くことができます。

1か月健診は受けられますか?

ほとんどの施設は出生病院で1か月健診を行っております。ただ、里帰り出産の方や当院で妊婦健診を受けていた方などは、必要に応じて行っております。また、ご希望の方には2週間健診も実施しております。ご相談下さい。

公費の乳幼児健診は受けられますか?

3~4か月健診、6~7か月健診、9~10か月健診、1歳半健診、3歳健診が受けられます。この時、同時に予防接種も受けられます。同時に受けられる方は両方の予約をお取り下さい。

標準的な予防接種のスケジュールについて教えて下さい。

①  生後2か月で肺炎球菌ワクチン、ヒブ(インフルエンザ菌b型)ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウィルスワクチンを接種できます。
 
②  その4週間後(生後3か月)にそれぞれの2回目と四種混合ワクチンが同時に受けられます(皮下注射4本と飲むワクチン1種類で最大5種類)。
 
③  その4週間後(生後4か月)に肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、ロタウィルスワクチン(1価の場合は2回で終了)の3回目と四種混合ワクチンの2回目が接種できます。
 
④  その4週間後(生後5か月)、四種混合ワクチンの3回目とBCGが受けられます。
 
⑤  その後は少し間隔が空いて、生後7か月にB型肝炎ワクチンの3回目が受けられます(B型肝炎ワクチンは1回目から20週あけます)。
*これで1歳までの予防接種は一旦終了です。
 
⑥  1歳になったらまずMR(麻疹・風疹)ワクチンを受けて下さい。その他、肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの追加接種(4回目)も受けられます。
  また、最近は水痘ワクチンとおたふくかぜも推奨されています。当院では、皮下注射の同時接種は最大4本までとしておりますので、2回に分けてご予約下さい。
  なお、MRワクチン、水痘ワクチン、おたふくかぜは生ワクチンのため、次回接種は4週間空けて行うこととなります。
 
⑦  水痘ワクチンは1回目から3か月後に2回目の接種ができます;1歳3か月くらい
 
⑧  四種混合ワクチンの追加(4回目)は、3回目から1年後に接種できます;1歳半くらい
*これで2歳までの予防接種は一旦終了です。
 
⑨  3歳になったら日本脳炎ワクチンが2回あります。1回目と2回目は1~4週間空けて受けられます。
 
⑩  4歳になったら日本脳炎ワクチンの3回目があります。
 
⑪  5歳になったらMRワクチンの2回目があります。
 
⑫  9-12歳で日本脳炎ワクチンの4回目があります。

出生後、すぐに受けなければならない予防接種について教えて下さい

生後2か月(1月1日生まれの赤ちゃんは3月1日)から受けられます。現在、公費で受けられるものは肺炎球菌ワクチンヒブ(インフルエンザ菌b型)ワクチンです。その他、任意で受けられるものはB型肝炎ワクチンロタウィルスワクチンがあります。

便秘に対して綿棒刺激をしているのですが、これがくせになることはないですか?

病的な便秘でなければ、何週間も、何か月間も綿棒刺激を必要とすることはまずありません。

便が毎日出ないので心配です。

毎日数回便が出る赤ちゃんもいれば、数日に1回の方もいます。母乳またはミルクの飲みが良好で、おなかがはっていて吐くことが
複数回 なければ、そのまま自然排便に任せるか、もしくは、綿棒刺激をして、排便を促してあげてもいいです。それでも出ない場合はご相談下さい。

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